こころの表現教室

表現することについての考え
やまねこひろーばで行っている表現すること(絵を描く、粘土を作る、遊ぶなど)は、 “行うこと= action 自体”が目的で、上手にできることを教えるものではありません。 もちろん、描いたり作ったりして行くうちに、次第にみんな上手に、 自分なりの、思うままの“いい表現”ができるようになります。とてもうれしいことです。

絵や粘土に限らず、ダンスや音楽、陶芸、遊びなど、自分を表現することには、 こころをゆるめたり、ほぐしたりする作用があり、“自己治癒力”を促します。 子どもたちは言葉で表現できない感情を、表現や遊びを通じて表現しているのです。

それはおとなの人も同じです。「絵が下手だから・・・」「思い通りに描けないから・・・」といって 表現という action をしなくなった人が何と多いことでしょう。 子どもの頃はみんな、お絵描きやお遊びが大好きだったはずです。

自分を表現することは、食べることや寝ることと同じ、人間の持つ基本的な欲求のひとつです。 なのに「上手に描かなければ」という教育や、「この絵はダメです」という評価を付けられて、 みんな、ただ“表現することを楽しむ”という本来の欲求を忘れていくのです。悲しいことですね。

ですから、子どもたちはもちろん、おとなの方にも、今までのこころの枠を取り払って、 真の奥底にある欲求に素直に応えてあげる、自分にやさしい表現を勧めています。 自由に、思いのままに、こころにやさしく触れる表現をしてみると、 何だかすっきりしたり、知らない自分が出て来たり、本当の自分の気持ちに出会えたり。 ぜひ、そんな体験を持っていただければと思います。


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